役不足「素晴らしい役者に対して、役柄が不足している」という意味、つまり能力のある人につまらない仕事・簡単な仕事をさせるという意味なのですが、最近は逆の意味で使われることが多い。
「この人には荷が重い」というような使い方をする際は、「力不足」「役者不足」が正しい。
情けは人のためならず「情けは人のためではなく、いずれは巡って自分に返ってくるのであるから、誰にでも親切にしておいた方が良い」というのが原義である。
よく「情けはその人の為にならない」というニュアンスだけでしか捉えていない人が多い。
確信犯悪いことだとわかっているけど犯罪を行った人、というような意味で使われることが多いかと思いが、本来は道徳的、宗教的または政治的信念に基づき、本人が悪いことでないと確信してなされる犯罪。思想犯・政治犯・国事犯の事である。
失笑笑いを失うと書いて失笑と書く為よく笑えないジョークなどを聞いたときに冷笑する時に使われるが、本意は思わず笑い出してしまうこと。おかしさのあまり噴き出すことである。
姑息「姑息な手段」といった使われ方をするとき、「ずるい」「卑怯な」といった意味で捉えられることも少なくないかと。しかし、本来は(「姑」はしばらく、「息」は休むの意から)一時の間に合わせにすること。一時のがれ。その場しのぎ。
雨模様「雨が降っている様子」という意味ではなく、「今にも雨が降り出しそうな空の様子」。
すべからく~すべてにおいて、といった意味では無く「~しなければならない」、「~したほうが良い」という文章の頭に用いるのが正解
例文:したらばで特定の人間を晒して自己満足している奴はすべからく死ぬべき間髪を入れずに
×かんぱつ→○かんはつうん、REDSTONEと全く関係無いね。
ちなみに「全く」や「全然」の後には否定が入るが昔は「全然」の後は肯定が入っていたのでどちらが正解とも言えない。
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